優秀修士論文賞 受賞者

2019年 第12回 免震構造・制振構造に関わる優秀修士論文賞

受賞者



題 名
学位授与大学
受賞者(敬称略
概要
多層建物に対する弾塑性極限外乱法とダンパー最適設計法 京都大学 明橋 弘樹 PDF(1,349KB)
免震建物に作用する津波荷重に関する水理模型実験 明治大学 阪上 雄斗 PDF(2,198KB)
長周期長時間地震動に対する免震建物の地震応答予測-鉛プラグ挿入型積層ゴムの繰返し変形による特性変化を考慮した応答スペクトル法- 明治大学 谷本 満里菜 PDF(4,930KB)

                           総  評
 審査委員長  北嶋 圭二
  2019年度(第12回)「免震構造・制振震構造に関わる優秀修士論文賞」への応募論文は12編であり、免震構造関係が8編、制振構造関係が3編、構造ヘルスモニタリング関係が1編であった。選考はこれまでと同様に全審査委員により、4頁の修士論文概要書に基づき一次選考を行い、二次選考にて修士論文本論文を読み、総合的な視点から最終評価を行った。その結果、今年度の優秀修士論文として3編を選考した。  選考に際しては、著者自身の主体的な研究推進を通して得た学術成果を評価することに重点を置くとともに、大学在籍委員は、所属大学の応募者に対しては採点を行わないこととした。  なお、応募論文は研究対象が多岐にわたっており、いずれも学術的内容並びに論文完成度のレベルが高いものであった。残念ながら選定外となった論文も、研究への真摯な取組みが感じられる内容であった。  本賞が、免震構造・制振震構造に関わる修士論文数の増加と、若手構造技術者および研究者の免・制振震構造への関心を高める一助となることを願っている。

                        各論文の選評一覧



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